新リリースワイン紹介&ブドウ畑スタート
- Yutaka Unno (SNSの中の人)

- 2023年4月3日
- 読了時間: 4分
更新日:2023年10月26日

年始から3月にかけて開催した出張販売会は、たくさんの方にお越し頂きました。本当にありがとうございます。一部商品は在庫も無くなりましたが、それを補って余りある(むしろ余る勢い・・・)の新商品も続々リリースしております。
年末年始に登場した5アイテムのうち、最近特に人気が出ているのが「スパークリング・ケルナー 2021」です。

ケルナーの持つ華やかな香りが、泡と共にフワりと上がってくるワインです。微発泡スタイルで濁りをそのまま残し、酸化防止剤も控えめで作りました。厳密にはナチュールとは言えないのですが、ナチュール系のワインです。
同時に色々とリリースしましたが「ピノ・ノワール 2021」についても、樹が若くて果実味が無い分、木樽を用いる事で凝縮させつつ樽香を纏わせた作りとした事で、正直言って物足りない・・・と感じておりましたが、酸もしっかり表現出来ていて美味しいとの声も頂きました。22年産からは野生酵母による発酵になりますので、この味わいは今回限りになるかなー?ちょっと寝かせた方が美味しいと思います。

3月にリリースしたこちら。
生食用ブドウ(ラブルスカ)を使用した2アイテム。
21年産の混合(ポートランド、ナイアガラ、キャンベル・アーリー)を瓶内二次発酵で、ゆっくりじっくりと熟成させてみました。甘い芳ばしい香りは残しつつも辛口で食事も合わせられるスパークリング、そしてもう1つはモワルー(中甘口の意味)と銘打った混合甘口ワインが誕生しました。
どちらもラブルスカの”Lab”という部分を”LOVE”と掛けて、可愛らしいハートマークを描いたデザインです。飲み切りサイズのハーフボトル!

そして、4月1日から販売開始したのが、石狩市の名所「石狩灯台」と石狩湾の「夕日」を模した特別デザインラベル、「ISHIKARIピノグリ・オレンジ2021灯台ラベル」です。ISHIKARIシリーズとしては4作目となりますが、オレンジワインを夕日の色として、石狩市のキャラクター「さけ太郎」「さけ子」の二人のシルエットも入れました。現在、取扱いは石狩市の道の駅あいろーど厚田、石狩市観光課の方となります。私たちの直売所以外では基本的に石狩市内での限定販売となりますので、宜しくお願い致します。

同じく4月1日からの販売となっているのが、ヤマ・ソービニオンのロゼワイン(甘口)です。品種特徴でもある酸味を活かしつつ甘味を残す事で「甘酸っぱい」を体現したワイン。フレッシュなイチゴを口いっぱいに頬張った様な味わいで、これからお花見のシーズンに向けてお勧めの1本です。低アルコールの7%!

さて。
ところ変わって札幌市内のブドウ畑。
今年は雪解けも早く、3月下旬から作業がスタートしました。去年は4月10日からスタートした(中の人の記憶)ので、半月近く早い雪解けという所でしょうか。今の所大きな問題も無く、順調に立ち上げを行っています。
さっぽろワインは石狩市と札幌市に合計4か所の畑を持っており、やはり都心部に近い方が年間の平均気温も少し高い傾向にあります。将来的には畑毎にワインを作り分けしたいなぁーと考えつつも、今を頑張るので精一杯です。あれも欲しい、これも欲しい、もっと欲しい、もっともっと欲しい状態・・・
という事で(何を突然と思われるかもしれませんが)、
さっぽろワインでは近々、
クラウドファンディングに
挑戦しようと考えております!!
3年目を迎えた当ワイナリーも、ブドウの収穫量が増えてきました。特に初年度からは当ワイナリー代表の三浦が「俺は白ワインが好きだから」という暴挙(違)で白ワイン中心のラインナップでした。
しかし、ここにきて黒ブドウの樹も成熟して、21年はピノ・ノワール、22年はツヴァイゲルトレーベ&アルモノワールを初収穫。赤ワインといえば、やっぱり木樽でしょ!と言いたいのですが、まだまだ予算をそんなに掛けられないのが現実でして、
木樽の購入費用を捻出する為に挑戦しようと、画面と睨めっこの日々で御座います。
もちろん、返礼品には
とっておきのワインをご用意しております!!!
クラウドファンディング、詳細が公開できるタイミングになりましたら、ブログやSNSでお知らせしますので、こちらもご注目下さい!
以上、さっぽろワインの中の人がお届けする最新の情報でした!



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